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国家功労勲章シュバリエ授与式ご挨拶

このたび、フランス共和国より国家功労勲章シュバリエを授与していただき、身に余る光栄です。

フィリップ・セトン駐日フランス大使から温かいお言葉をいただきありがとうございます。心から感謝を申し上げます。
また、本日、参列してくださったみなさま、フランス大使館のみなさまに改めて感謝申し上げます。

今回、受賞の知らせをいただいて、本当に驚きました。そしてその理由が、死刑廃止やジェンダー平等、子育て支援などの活動であると知り、さらに感激をしました。賞をいただくことなど考えてもいなかったからです。素晴らしい方たちと一緒に活動に取り組んできました。今回いただいた賞は、共に取り組んできた仲間にも与えられたと思います。

2001年、フランスのストラスブールに行きました。ヨーロッパ評議会に、日本の死刑廃止議員連盟の役員として参加し、発言をしました。死刑台から生還された免田栄さんはヨーロッパ評議会の人権委員会で発言をされ、私は本会議で発言の機会を得ました。たくさんのNGOのみなさまとお会いしました。その年、評議会は、日本に対し死刑執行停止を求める決議を出しました。日本でまだ死刑廃止が実現できていない事は本当に残念ですが、これからも廃止に向けて取り組みます。

2009年には、男女共同参画担当大臣、少子化担当大臣に任命され、ジェンダー平等や子育て支援を学ぶためにまたフランスに行く機会に恵まれました。様々な保育園や子育て支援の場所を訪れ、パクス法やパリテ法などの法制度を学び、豊かで多様な子育て支援政策が、子どもや親たちを応援していることを実感として学びました。

私は、10代、20代の時に、サルトルとボーボワールに大変影響を受けました。選択的夫婦別姓や同性婚がなかなか成立しない日本の社会ですが、多様な生き方を認め、全ての人の尊厳が守られる社会を実現していきたいと思います。
基本的人権の尊重という普遍的な価値を信じ、努力をしている人たちを評価するフランス政府を心から尊敬します。また、こうした活動が受賞につながったことを励みにして、さらに多くの人と努力を続けていきます。

フランスのみなさまからの応援に心から感謝を申し上げ、お礼のご挨拶とさせていただきます。

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