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2026.8.15 誓いの言葉 | 福島みずほ公式サイト(社民党 参議院議員 比例区)
社民党党首福島みずほです。
社民党を代表し、誓いの言葉を述べます。
本日、ここ千鳥ヶ淵戦没者墓苑で行われる追悼式において、すべての戦争犠牲者に対し、心から哀悼の意を表します。とりわけ第二次世界大戦中に亡くなられた日本の300万人の方々、アジアで亡くなられた2000万人以上と言われる方々に対し、心から哀悼の意を表します。そして、遺族の皆さんに心からお見舞いを申し上げます。
無念のうちに戦争で亡くなられた皆さんのお一人おひとりの人生と命を思うと、絶対に戦争をしない、させないということを皆さんにまずお誓い申し上げます。
私たち社民党が作りたい社会は、憲法前文が言う「全世界の国民が、恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有する社会」です。
しかし、世界は、日本は、そういう状況にはありません。
ウクライナ戦争、イスラエルのガザへのジェノサイド、アメリカとイスラエルのイランへの攻撃も続いています。
2026年の特別国会では、国旗損壊罪、皇室典範改悪法、国家情報会議設置法、憲法改悪手続法、予備自衛官改悪法などが成立をしてしまいました。いずれも憲法違反だったり、国家主義的な法律です。
また、防衛予算は、既に補正予算も入れれば11兆円に達しています。
武器輸出について、防衛装備移転三原則の5類型を撤廃し殺傷能力のある武器を輸出できるようにしました。まさに軍需産業を日本の経済成長の柱に位置づけ、武器を売って金儲けの死の商人国家を作ろうとしています。
高市政権は、今年末に安保3文書の改定をしようとしています。非核三原則の見直しの検討や原子力潜水艦の導入の検討、弾薬庫の建設を公設民営でやることなどが入るかもしれない危機的な状況を迎えています。
国会の憲法審査会、とりわけ衆議院の憲法審査会で、憲法9条を変えること、緊急事態条項の創設などの条文化作業を行おうとしています。憲法改悪の発議も視野に入れていると思います。
高市総理が、来年春の自民党の党大会までに憲法改正の環境整備を行っていたいと述べていることに大きな危機感を感じています。
まさに、憲法を改悪して戦争をする国へ。この日本社会を根本的に作り変え、戦争する国を作り上げようとしています。
高市総理はホルムズ海峡に自衛隊を送りたかったと私は思います。しかし、それはできませんでした。人々の声と憲法9条の力のおかげです。間違いなく憲法9条があるので、自衛隊を派兵することができませんでした。まさに憲法9条は自衛隊が戦争に加担すること、自衛隊員の命が、奪われることを阻止したのです。
だからこそ、憲法9条が、憲法が大事です。
戦争で亡くなられた皆さんの犠牲の上に、私たちは日本国憲法を手にしました。二度と戦争しないというのは、国民の決意であり、アジアに対する、世界に対する約束です。これを変えてはなりません。
日本国憲法前文は、平和を脅かすものとして、専制と隷従、圧迫と偏狭、恐怖と欠乏の6つを挙げています。恐怖がないということは自由であるということです。欠乏がないということは生活苦がないということです。まさに平和を脅かすものを政治の力でなくしていかなければなりません。
平和を作っていくための努力をたくさんの人と続けていきます。
先月、7月28日、熊本で大きな地震がありました。社民党は、8月2日と3日、現地に行きました。建物の倒壊、避難所の待遇の問題、水道が使えないことなど、皆さん大変な苦労をされています。現地で聞いたのは、まさに防衛より防災、防衛より生活ということです。
政治は何をやらなければならないか。
戦争をしないことと、人々の生活を守ることです。
それはまさに日本国憲法が保障しているものであり、私たちの目標です。
日本は戦後を続けなければなりません。新たな戦前も戦中も絶対にあってはなりません。
それはとりわけ戦没者の皆さんの犠牲が私たちに教えているものです。戦争ほど悲惨なものはありません。どうか私たちに力を与えてください。
監視社会や大政翼賛会は御免です。
私たち一人ひとりは声を上げていきます。行動をしていきます。連携をしていきます。
戦争と差別・排外主義ではなく、平和と平等が手を携えてやってくるという社会の実現に向けて力を尽くすということを申し上げ、戦後を100年、200年と続けていくということを固くお約束申し上げて、私の心からの誓いの言葉といたします。
2026年8月15日
社民党党首 福島みずほ

