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2026.7.15 皇室典範等の一部を改正する法律案特別委員会での発言 | 福島みずほ公式サイト(社民党 参議院議員 比例区)

○委員以外の議員(福島みずほ君)
社民党の福島みずほです。
皇室典範改正法案は、立法府の総意とも、国民の総意とも懸け離れています。世論調査では、女性天皇を認めるべきだ、養子を認めるべきでないというのが圧倒的です。国民の総意と懸け離れた皇室典範改正は大きな禍根を残します。撤回すべきです。
皇室典範は、日本国憲法及び女性差別撤廃条約の下位にある法律です。二年間にわたる全体会議において、女性天皇、女系天皇を認めるかどうかは論点にすらなりませんでした。日本国憲法は法の下の平等を規定しており、女性天皇を認めないことは女性差別です。社民党は、女性天皇、女系天皇を認めるべきだと考えています。
また、女性天皇、女系天皇を認めないために、旧宮家から男性を養子として迎えることも大問題です。誰を何人養子として迎えるのかというのは、極めて恣意的になる可能性があります。だからこそ、皇室典範は養子縁組を禁止してきたのです。養子は皇位継承権を持たないが、養子の子供で男性であれば皇位継承権を持つということは、全体会議で一度も議論になっておりません。二度、私は質問しましたが、明確な説明もありませんでした。だまし討ち的な法律改正案です。このような法律改正をすべきではありません。
まず、お聞きをいたします。なぜ女性天皇は駄目なんですか。

○国務大臣(木原稔君)
皇室典範改正については、六月十日、国会において、衆参両院正副議長の下、立法府の総意として議論のとりまとめが行われたところです。そこでは、今上陛下から秋篠宮皇嗣殿下、次世代の悠仁親王殿下という皇位継承の流れをゆるがせにしてはならないことについて、立法府としてもこれを確認する、その上で、議論のとりまとめを基に法制化することを求めるとされております。
政府としては、それに沿って忠実に法案を作成した、その結果、現在のような法律改正になっているところでございます。

○委員以外の議員(福島みずほ君)
全く答えになっていません。なぜ女性天皇は駄目なのか、答えになっていません。

○国務大臣(木原稔君)
日本国憲法第二条、そしてそれに基づく皇室典範第一条、二条に基づいて、今回の法改正の礎となったところでございます。

○委員以外の議員(福島みずほ君)
これまた答えになっていません。
ここは国会です。立法府が皇室典範を改正して女性天皇を認めることは十分できます。なぜ駄目なのか、答えていないですよ。

○国務大臣(木原稔君)
皇位継承については、先ほど申し上げましたが、日本国憲法第二条において、皇位は世襲によるものであって、国会の議決した皇室典範の定めるところにより、これを継承するとされております。
その上で、皇室典範第一条においては、皇位は、皇統に属する男系の男子がこれを継承すると規定されているところでございます。

○委員以外の議員(福島みずほ君)
全く答えになっていません。憲法は世襲制としか書いてありませんし、皇室典範、今やっているように、改正すればできるじゃないですか。
女性はなぜ天皇にはなれないのか。一八八二年、東京横浜毎日新聞には、自由民権論者たちの、女帝を立つるの可否の大論争が載っています。女性を天皇にすべきではないという反対論者は、天皇は至貴至尊、至るに貴族の貴、至るに尊敬、つまり唯一、至貴至尊、つまり唯一で最も尊い者のはずなのに、女性が天皇になると、夫は妻よりも偉いから、一番偉いはずの人により偉い人がいて秩序基準が乱れると主張しています。
また、戦前の皇室典範二十三条は、皇族女子の摂政に任ずるはその配偶あらざる者に限るとしていました。つまり、独身の皇族女性は摂政になれるが、夫がいたら摂政になれません。皇室典範、議会は、その理由として、けだし、その夫に従うの議と並行すべからざればなりとしています。
結婚した皇族女性は夫に従わないといけないので、摂政になれないんです。男尊女卑じゃないですか。家父長制じゃないですか。今、二〇二六年。男女平等で、女性天皇を認めるべきだ。いかがですか。

○国務大臣(木原稔君)
私どもは、令和三年の有識者会議の報告、これを尊重しているところです。
皇位の継承という国家の基本に関わる事柄については制度的な安定性が極めて重要であるということ、今に至る皇位継承の歴史を振り返るときに、次世代の皇位継承者がいらっしゃる中でその仕組みに大きな変更を加えることには十分慎重でなければならないということ、また、現行制度の下で歩まれてきたそれぞれの皇族方のこれまでの人生を重く受け止めなければならない、また、悠仁親王殿下の次代以降の皇位継承については具体的に議論するには現状は機が熟しておらず、かえって皇位継承を不安定化させると、そういったことが示されました。
政府としては、こういった報告の内容を尊重した結果、そして今回の全体会議における承認されたとりまとめ、これを踏まえて、今回の法改正、提出させていただいたところです。

○委員以外の議員(福島みずほ君)
国民の総意、国民の気持ちともう本当にずれていますよ。禍根を残すと思います。
男系男子の養子縁組について、養子は典範第二条の適用外にしたにもかかわらず、同じ系に属する養子の子には自動的に二条を適用するというのはおかしいです。

○委員長(松山政司君)
時間が過ぎておりますので、おまとめください。

○委員以外の議員(福島みずほ君)
この養子縁組も恣意的になり、禍根を残すということを申し上げ、質問を終わります。

※本議事録は未定稿です。

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