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2018年05月10日 予算委員会で柳瀬元首相秘書官を追及

第196回国会 参議院 予算委員会 017号 2018年05月10日
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○福島みずほ君 希望の会、社民党の福島みずほです。
まず、加計学園に三回会っていることの記憶をいつ取り戻したんですか。

○参考人(柳瀬唯夫君) これは、何回かお会いしたなというのはずっと記憶ありまして、記憶をたどって、この三回はいいかなというのを整理をしたところでございます。

○福島みずほ君 記憶喪失が戻ったのはいつですか。

○参考人(柳瀬唯夫君) 私はずっと一貫して加計学園の方とお会いしたという記憶はございましたので、記憶喪失がなくなったとか、そういうことは全くございません。私の記憶は一貫してございます。

○福島みずほ君 それでは、ほかの方も質問していますが、なぜ加計学園と、去年、その頃、二月、三月、さっき三月二十四日、四月二日、六月、三回会ったということを一切言わなかったんですか。一年前にあなたがそのことを言っていたら真相究明は進んでいますよ。

○参考人(柳瀬唯夫君) 去年のあの閉会中審査で議論になりまして、私も答弁に立たせていただきました。そのときに今治市の出張記録の関係で今治市の職員に会ったのかということを何度も聞かれましたので、記憶にございませんと、それは今でもございませんが、そういう答弁をさせていただいたわけでございます。
そういうことで、御質問に対して一つ一つお答えをした結果、全体像が見えなくなって、国民の方にも大変分からない、分かりづらくなり、結果として国会の審議に大変御迷惑をお掛けしてしまったということで、もう誠に申し訳ないというふうに思ってございます。

○福島みずほ君 四月二日に会ったということを思い出したのはいつですか。

○参考人(柳瀬唯夫君) ちょっと四月二日かどうかは今でも分かりません。四月頃にお会いをしたということで、それはずっと一貫して記憶にございます。

○福島みずほ君 今まで、なぜそのことを去年の七月から今まで言わなかったんですか。

○参考人(柳瀬唯夫君) 御質問、国会で御質問いただいたことに一つ一つ答えたということでございます。

○福島みずほ君 おかしいですよ。これ、加計学園問題で今治、愛媛、加計と官邸で誰か会ったかどうか大問題になったわけです。それをもし理解して、会った、三回会ったということを今まで言わなかったというのは、まさに真相究明に蓋をしたものだというふうに思います。だからこそ、この一年、全く空転をしたのだと思います。
柳瀬さん、加計学園の加計孝太郎さんが今治市に獣医学部をつくりたいというのを知っていたというのは、構造改革特区のときから知っていたということでよろしいですね。

○参考人(柳瀬唯夫君) そのときは存じ上げませんでした。私がそれを認識しましたのは、二十七年の二月から三月頃にお会いを、加計学園の方がいらっしゃったときに、加計学園の方から構造改革特区で今治市から何度も提案をしているというのをそこでお伺いをいたしました。

○福島みずほ君 総理はかつて私の質問に構造改革特区のときから知っておりましたと答弁されたこともあるので、まさに柳瀬さんが少なくとも二〇一五年二月か三月の時点では知っていたということは極めて重要だと思います。秘書官が知っていて、なぜ、総理はどういう認識だったのかということが大問題になります。
ところで、二〇一五年五月五日、バーベキューのときに加計学園の事務局と会っていますね。加計学園の事務局となぜ分かったんですか。名刺交換したんですか。

○参考人(柳瀬唯夫君) 何人かでいるところですので、普通何か隣とかになったら、どちらの方ですかとか、名刺交換するかどうかは別にして、どちらの方ですかということをお互い自己紹介するのは、それは極めて普通のことだと。どこの誰か分からないままずっと一緒に立ち話をするというのも普通余り考えられないかなというふうに思います。

○福島みずほ君 このときに、でも、相手は、私は普通名刺交換すると思いますが、相手、どなたと会ったんですか。

○参考人(柳瀬唯夫君) ちょっと定かではございませんが、多分秘書室長か事務局長か、何かそんな感じの方だったと。ちょっとお名前までは分かりません。

○福島みずほ君 渡邉さんですか。

○参考人(柳瀬唯夫君) それ、事務局長のお名前じゃないかと思いますけれども、ちょっと事務局長の方か秘書室長か、どちらかだとは思います。

○福島みずほ君 吉川ヤスヒコさんと、ヤスヒロ、ヒコさんと四月二日に会っているわけですが、彼……(発言する者あり)吉川さん、会ったのは、四月二日に会ったのは吉川さんということでよろしいですか。

○参考人(柳瀬唯夫君) ちょっと記憶がその頃定かではございませんが、まず明らかなのは、二月から三月か四月か、まあ吉川さんという名前はちょっと分かりませんけれども、元東大の教授の獣医学の専門の方とお会いをしたというのは覚えてございます。それがちょっと、二月から三月の方だったか四月の方だったか、ちょっとそこは必ずしも記憶が定かじゃございませんが、そういうふうに話がちょっと出ていましたので、ちょっとそれに乗りましたが、私自身はどっちかではお会いをしていると思います。
それから、それが、その吉川さん、名前はちょっと覚えていませんけれども、元東大教授の方が加計学園のその獣医学部長になる予定の方であるというのは当時全く知らなくて、それは割に最近になってニュースで見たときに顔写真が出て、あっ、この方はあの当時御説明に来られた方だなというのを思い出したということでございます。

○福島みずほ君 そのとき名刺交換はしなかったんですか。

○参考人(柳瀬唯夫君) 名刺交換したかは記憶ありませんが、私は割に常々、自分のやり方として、失礼に当たらないように、相手が大勢であってもできるだけ自分から名を名のって名刺交換をするように心掛けてございます。ただ、物すごい数の名刺をいただいてございますので、全てを保存するわけではございませんので、今私の保存している名刺の中には今治市の方とか愛媛県の方はございませんでした。

○福島みずほ君 いや、質問に端的に答えてください。
私が聞いたのは、加計学園の人の名刺はあるんですか。

○参考人(柳瀬唯夫君) 加計理事長の名刺は残ってございました。

○福島みずほ君 それ以外はないですか。

○参考人(柳瀬唯夫君) 残っていなかったと思います。

○福島みずほ君 三回目に会うのは六月何日ですか。誰に会いましたか。

○参考人(柳瀬唯夫君) これ、特定の日付は分かりませんけれども、今治市から国家戦略特区に提案が出ましたとか、出ることになりましたとか、そういう会話でございますので、後で調べましたら六月四日に提案が出ているので、多分その前後ではないかと思います。
それから、来られたのは、ちょっとこれも記憶がクリアじゃございませんが、恐らくその事務局長の方ではなかったかと。あと何人かお連れがいたかもしれませんが、基本的に事務局長だったと思います。

○福島みずほ君 四月二日以降、愛媛県、今治市と月に一回ぐらい会っていたんじゃないかというのも言われているんですが、お会いになっていますか。

○参考人(柳瀬唯夫君) 私が覚えていますのは、二月から三月、それから四月の、四月頃、それから六月に一回と、これは記憶にございます。それ以外にお会いしたかどうか、ちょっと……(発言する者あり)あっ、今治と愛媛と私が。
私は、今治と愛媛の方はお会いした記憶ございませんので、そんな毎月お会いしたとか、そんなことはないと思います。

○福島みずほ君 愛媛文書なんですが、このとおりになっているんですよ。内閣府藤原次長の公式のヒアリングを受けるという形で、そして吉川さんは、まさにこのワーキングチームで証言を、発言をされています。相談役、加計の相談役と、この吉川さんは発言をしています。そのことをあなた御存じでしたか。

○参考人(柳瀬唯夫君) 存じ上げませんでした。存じ上げませんでした。

○福島みずほ君 藤原次長と、この四月二日、前、その後、話をしましたか。

○参考人(柳瀬唯夫君) 四月に加計学園の方がお見えになる前に、かつ、二月から三月にお会いした後に、内閣府の藤原次長とお話をいたしました。そのときは、国家戦略特区、お尻が六月の閣議決定を目指してございましたので、今どういう状態になっていて、何を目指しているのかというようなことをレクに来ていただきました。
その際に、私の方から、獣医学部の新設の話、これは昨年の九月に、その前の年の九月に総理が公式の、公開の場で……(発言する者あり)あっ、ごめんなさい、早急に検討したい、するという中の一つでございましたので、かつ、その前に加計学園からそういうお話も伺ってございましたので、獣医学部の解禁の話はどういうふうになっているのというお話を伺った覚えはございます。

○福島みずほ君 国家戦略特区、特に獣医学部の件で事業者に会っているのはこの加計学園だけなんですよ。ほかのところには誰も会っていない。国家戦略特区基本方針の中で、公平性というものが強くうたわれています。事業者に三回会っているんですよ。しかも、あなた、指南しているんですよ。試験の監督官が受験生に合格答案を教えるようなものじゃないですか。そのとおりになっていますよ。あなたが指南して突破口を開いて、そのとおり動いております。これはまさに、国家戦略特区議長が総理であり、その秘書官が進めてやったことで、このまさに政策をゆがめていると思います。
今後、加計孝太郎さんの証人喚問、そして、今治市そして愛媛県の職員の招致を求め、私の質問を終わります。

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