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カジノ・バクチ法の疑問に答えます | 福島みずほ公式サイト(社民党 参議院議員 比例区)

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Q1 なぜIR事業法によって賭博罪が成立しなくなるのですか?

カジノ・バクチ法は大問題です。なぜ民間が金儲けをするのに、賭博開帳罪、賭博罪が成立しないのでしょうか。民間が金儲けをするのにどこに公益性があるのでしょうか。公益性がないのに賭博開張罪、賭博罪が成立しないということには正当性がありません。バクチ解禁に正当性はありません。

 

Q2 観光振興になるのですか?

観光振興と言いますが、7割から8割は日本人と予測されます。そして、政府の説明によれば日本にはノウハウがないので、外資系がやってくると。日本人からお金を吸い上げて、外資系に流れるという仕組みです。

 

Q3 カジノ事業者がお金を貸すことができる?

貸金業法では年収の3分の1以下しか貸すことはできません。しかし、カジノ法では、このような制限はなく、事業者はバクチをする人に金を貸すことができます。土地なども担保にとれます。カジノ場で借金を重ね、本当に身ぐるみはがれ、無一文になるということもあり得るのです。

 

Q4 ATMなどはどうなるのですか?

IR場のなかにあるホテルの1階にATMが置かれることもあり得ます。ATMからお金を引き出し、カジノ場へいくことも大いにあり得ます。

 

Q5 カジノ事業者からお金を借りた外国人への貸し金の回収はどこで行うのですか?

外国人にカジノの事業者がお金を貸した場合、貸金の取り立て、回収はその人の本国で行われます。回収できなくなることもあり得ます。日本人であれば、日本で貸金の取り立てができるので、やはりターゲットは日本人になるのではないでしょうか。

 

Q6 カジノ法ではなく、国際会議場などをつくることに意味があり、IR事業法ではないですか?

IR事業法が正式名称だから、カジノ法、バクチ法ではないという人がいます。しかし、ポイントは、バクチを合法化することです。会議場やホテルの建設だけでは、新たな法律などいりません。バクチを合法化するために法律が必要なのです。

 

Q7 入場料を取るのですか?

日本人だけ、6000円の入場料を払わなければなりません。入場するためにはマイナンバーが使われます。バクチをやりたい人は6000円だって払うでしょう。歯止めにはなりません。

 

Q8 入場制限がされているのではないですか?

4週間に10回、1週間に3回、24時間単位という規制をすることになっています。しかし、月曜日の昼間の12時に行って、火曜日の昼間の12時までも1回になります。2日間にまたがることも可能です。そうすると1週間に6日間入り浸ることも可能です。

 

Q9 ギャンブル依存症にならない歯止めがあるのではないですか?

1週間に3回、24時間単位だと、1週間に72時間カジノ場にいるということになります。これは、ギャンブル依存症の状態になっているのではないでしょうか。カジノ場は、間違いなくギャンブル依存症を作ります。

 

Q10 どんな所が候補地としてあがっていますか?

カジノ実施法は全国で3ヶ所までとしています。しかし、手を挙げているところは多くあり、法律を変えれば、いくらでも増やすことができます。ちなみに担当者にどこが現在動いているかと聞くと、北海道、横浜、愛知、和歌山、大阪、長崎という回答。これからも増える可能性があります。全国各地域で止めなければなりません。

 

Q11 新しいホテルや会議場を作るのですか?

カジノ場を作り、既存のホテルやテーマパークをIR事業場にすることもできます。

 

Q12 面積の制限はあるのですか?

カジノ場の広さは15000平方メートルを上限とするというかつて説明していた基準はなくなってしまいました。カジノ場は全体の3%以下にするという基準になりました。しかし、この3%はカジノ場のテーブルと椅子、スロットマシンなどの機器の面積のことを指しています。カジノ場の飲食を提供する所、食べる所、演奏の場、受付、廊下、通路、エレベーターなどは入りません。

 

Q13 カジノの面積はどうなるのですか?

IR事業場に占めるカジノ場の面積は広くなるのではないでしょうか。3%にだまされてはいけません。レイアウトによって全体の10%を占めることにもなりかねません。

 

Q14 ギャンブル依存症が増えますか?

IR事業者はギャンブル依存症の人が増えた方が儲かる仕組みです。バクチ法で、ギャンブル依存症は増えることはあっても減ることはありません。ギャンブル依存症の人の話を聞くことがありますが、本人も辛いのです。家族も大変です。多重債務者になったり、離婚や自殺に追い込まれたりする人もいます。何のための法律なのでしょうか。

 

Q15 何が問題?

政治は人を幸せにするためにあります。豪雨被害に苦しむ人が多数いる中で、国会では、ギャンブル依存症を増やすような法が通ってしまいました。カジノ場は利権の塊です。金儲けをするために、ギャンブル依存症を増やし、問題を抱える人を増やしてはいけません。

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