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2018年05月14日 予算委員会で安倍総理に元秘書官について追及

第196回国会 参議院 予算委員会 018号 2018年05月14日

○福島みずほ君 希望の会、社民党の福島みずほです。
総理にお聞きをいたします。
柳瀬さんが二〇一五年四月に加計学園と官邸で会ったというのをいつ知りましたか。

○内閣総理大臣(安倍晋三君) 柳瀬秘書官が会ったということについては、柳瀬秘書官が述べておりますように、その後、今井秘書官に話をしたと。(発言する者あり)済みません、今井秘書官に、今井秘書官に話をしたということでございますが、私が柳瀬秘書官からそのことを聞いた今井秘書官から話を聞いたのは、このゴールデンウイーク中だったと思いますが、柳瀬元秘書官が国会に呼ばれれば学園関係者と面会したことを認めるといった報道が流れ、もうその頃に今井秘書官から報告を受け、私も知ったということでございます。

○福島みずほ君 ゴールデンウイーク中に今井秘書官から聞いたということですね。改めて確認します。

○内閣総理大臣(安倍晋三君) なぜこのゴールデン、まあゴールデンウイークですから、ゴールデンウイーク中だったということで覚えているんですが、同時に外遊をしておりまして、その際だったのかなとも思います。飛行機の中だったかもしれませんが、最終日に立つ前だったかもしれませんが、そういう今申し上げました報道がなされたときに今井秘書官から説明があったというふうに記憶をしております。

○福島みずほ君 柳瀬秘書官は、この間の参考人招致で、ちょうど約一年前、閉会中審査の前に、今井秘書官に加計学園と会ったという記憶があると伝えたと証言をしました。重要なことだと思います。今井秘書官はなぜそれを聞いて、その時点で総理になぜ伝えなかったんですか。

○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは、今井秘書官によれば、昨年夏の閉会中審査の前に、柳瀬元秘書官と今治市の方が面会したとの報道があった際、一度、柳瀬元秘書官に事実関係を確認したということであります。その際、柳瀬元秘書官から、加計学園関係の獣医学の専門家から話を聞いた記憶はあるが、今治市の方と会った記憶はないとの話を聞いたとのことでありました。
ただ、当時は今治市との面会の有無が焦点となる中で、このやり取りを含め私に報告を行わなかったということでございますが、と同時に、言わば、私が柳瀬元秘書官とこういうことについて口裏等を合わせているということはあってはならないことでございますので、その際、柳瀬秘書官は参考人として呼ばれておりましたので、このやり取りについては私に伝えない方がいいだろうということだったということでございます。
で、その後ですね、その後、今井秘書官も柳瀬秘書官とはこうしたことについては連絡を取っていないということでございます。

○福島みずほ君 全くひどい話ですよ。
去年の閉会中審査の前に、今井秘書官、あなたの右腕でしょう、筆頭秘書官は、柳瀬さんが加計学園の人と会ったということを聞いたんですよ。聞いたんですよ。柳瀬さんはこの間そのことを証言しました。にもかかわらず、今井秘書官はあなたに伝えない。そんなことあり得ないですよ。当時は、今治、愛媛と会ったかどうかが争点でしたが、加計学園の人間と会ったかどうかも重要なことです。
この一年間の空転は何ですか。今井秘書官は秘書官として不適格じゃないですか。あるいは、総理は聞いたんじゃないですか。あるいは、今井秘書官は柳瀬秘書官に口止めをしたんですか。全くおかしいですよ。
まさに、この点に関して、今井秘書官の証人喚問を求めます。

○委員長(金子原二郎君) 理事会で協議をさせていただきます。

○福島みずほ君 この間、柳瀬秘書官は、四月前後三回にわたって官邸で加計学園の人たちと会ったということを認めました。これも極めて重要なことです。全く不自然と思うのは、一切総理からの指示もなければ報告もしていない。これはおかしいですよ。
私も短い期間ですが大臣をしましたが、秘書官はその範囲内で動く。そのことを、あなたの大友人と官邸で会いながら、一言も報告しない。あり得ない。いかがですか。

○内閣総理大臣(安倍晋三君) この柳瀬秘書官は、先ほど来もう既に答弁をしているところでございますが、言わば様々な方と面会をしているわけでございますが、そういうこと等の報告については、私の何か政策的な判断を求める場合については、秘書官六人おりますが、それぞれ報告をいたしますが、そうでない場合は、これは一々報告はしないわけでございまして、分刻みのスケジュールでございます、今日もこれ、この後も仕事があるわけでありますが、この短い間にいろんなことを私も判断しなければいけないわけであります。判断するだけで一日たくさんあるわけでありますから、その判断の途中経過を一々ということというのは、これはされてもこちらの時間が無駄になるわけでございますから、そういうことについては報告は一々していないと、こういうことでございます。
また、柳瀬秘書官は、この会った後、この同じ年の数か月後にはもう秘書官を退任をして、後の秘書官に替わっているということでございます。

○福島みずほ君 全く理解ができません。
そして、総理は六月、去年の六月のこの予算委員会で、私の質問に対して、六月十六日、いつ知りましたかという質問に対して、構造改革特区のときから知っていましたと答えております。まさに三月十三日、去年、この予算委員会で質問したときに、十五年間頑張ってきたのは加計学園だけだったんですよというふうにも言っていました。
ところが、七月の閉会中審査で、総理は突然、一月二十日、二〇一七年一月二十日に初めて知ったと答弁をしました。一月二十日と、いや違う、構造改革特区のときから知っていた、まさに二つ言っていらして、どっちかが明確に虚偽答弁です。一月二十日に知ったというのはあり得ないですよ。
総理、三月十三日に私に対して、どうして一月二十日、つい一か月半前に知ったんですよとなぜ答えなかったんですか。そしてもう一つ、十五年間頑張ってきたのは加計学園だけなんですよ。
それから、公募期間が八日間で短いではないかという私の質問に対して、総理は、三月十三日、こう答えています。大体、特区は、長い、国家戦略特区ですから、その前にこれをやるということは大体決まっていて、多くの人たちが知っているんですよ、知っている中において、そういう方向で進んでいるということは多くの人たちが知っている、関係者はみんな知っているんですよと言っているわけです。あなただけ知らなかったんですか。

○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今、答弁のどこを切り取っておられるのか、私も、事前に示しておられませんから、今の私の発言についての反論のしようがないわけでございます。
基本的に、私が何回も、言わば構造改革特区時代にチャレンジしたというのは、それはもうここで議論になっているわけでありますから、当然それは知っての上のお答えであります。(発言する者あり)いやいや、それは要するに、議論になって、国会での議論になっておりますから、その経過をもう一度全部私はおさらいをしているから知っているということでございまして、それ以前に、一月二十日以前に知っていたかといえば、そうではないわけでございまして、福島議員の突然の質問に対して私が正確でない答弁をしたことについては、もうこれは昨年の議論においてこれは修正の答弁をさせていただいているとおり、何回もこれはお話をさせているとおりでございまして、そのとおりだと、私が訂正した答弁のとおりであろうと、こう思います。
これは、構造改革特区と、あるいは国家戦略特区のときと、両方ともこれは今治市で申請をしているのでございますが、どのタイミングでどうなっているか、いたかということ、あるいは私がいつ知り得る立場だったか、あるいは実際にいつ承知したかということについてちょっと若干の混同があって、そういうことについてはもう既に訂正をさせていただいたところでございますが、これは、私が一月二十日以前に、じゃ、私が知っていた、じゃ、私が知っているという話を聞いた、恐らくたくさんの方々が、マスコミを含めて、いろんなところにこれは聞いているんだと思いますよ、役所も含めて、関係者に。あるいはまた、加計孝太郎氏が私とそういう話をしたということを言っているか言っていないか、岡山県の財界の人たちも含めて随分インタビューしたそうであります。が、誰一人としてそれを聞いたという人はいないわけでございまして、そのことははっきりと申し上げておきたいし、私が、これは前川前次官も含めて、誰一人その指示はしていないということははっきりと申し上げておきたいと、こう思う次第でございます。
実際、大学は今、この四月から新しい新入生が入ってスタートしたわけでございますから、静穏な環境もつくっていくことも一つの考え方ではないかと、このように思っております。

○福島みずほ君 総理が私に対して、去年六月、明確に、構造改革特区のときから知っていましたと答弁しているからなんです。私はそれが正しいと思いますよ。後からまずいと思って、一月二十日、二〇一七年一月二十日と言ったけれど、誰も信じないですよ。
先ほどもほかの同僚議員から質問がありました。萩生田さんがこう言ったとか、全部、むしろ柳瀬さんが引いた、あなたの秘書官が引いたレールどおりにやって、最終的に加計学園のみ、のみ認められているじゃないですか。総理は、熟度が高いのは加計学園だけだったとおっしゃいます。違います。まさに十一月一日、規制改革案、規制緩和の案では広域という言葉が入ったために、京都産業大学が落ちたんですよ。熟度が高いからではないんですよ。京都産業大学も、これはきちっといいレポートを出しております。
総理、総理は去年、この参議院の予算委員会で、三月十三日、私に対して、私が働きかけていたら責任取りますよとおっしゃいました。この一年間の間、たくさんのことが出てきました。まさに萩生田さんが、あるいは藤原さんが言っている、そして、まさに総理の、官邸の最高幹部が言っているとか、いろんな文書がまさに出てきました。この間の参考人招致で、柳瀬さんが三回加計学園と会っていることも認めております。
総理、あなたと一心同体の秘書官が実際動いている、また、文書の中でもあなたの名前というか、官邸の最高幹部が言っているとか、そういうのが出てきているじゃないですか。九月二十六日、内閣府藤原審議官、官邸の最高レベルが言っている、十月十七日、内閣府藤原審議官、総理の御意向、こういう文書が出てきております。そういう文書からいえば、総理の働きかけは明確です。責任を取って総理は退陣をすべきです。

○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今引用された藤原審議官の発言の中でございますが、同じ紙ですね、同じ紙、重要な一条があるんですが、これは野党の方も新聞も余り引用されないんですが、国家戦略特区諮問会議決定という形にすれば、総理が議長なので、総理からの指示に見えるのではないかということが書いてあるんですね。見えるのではないかということはですね、普通、そう指示をしていれば見えるのではないかということは言わないのではないか。つまり、これをもって言わばこれは総理の意向ということにしようということにしたのではないかという推測も十分に成り立つのではないかと、このように思う次第でございます。

○福島みずほ君 虚偽や公文書の改ざんの上に政治はつくれません。安倍内閣は退陣すべきだということを申し上げ、私の質問を終わります。

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