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2021年7月8日、厚労委閉会中審査にて、学校連携観戦プログラムについて質問

204閉-参-厚生労働委員会-001号 2021年07月08日(未定稿)

○福島みずほ君 立憲・社民共同会派の福島みずほです。
六月に、イングランド対スコットランドのサッカー二〇二〇年欧州選手権観戦により感染者が増加をしたという事例があります。尾身理事長が以前から指摘しているように、屋外で試合を見ることもありますが、飲食店で飲みながら観戦、会場へ公共交通機関を使うことで感染拡大となったと。六月十一日から二十八日にこのサッカー関係のイベントに一回以上参加した人、千九百九十一人、感染が拡大をされております。
それから、ブラジルでサッカー南米選手権の開催がありますが、この中で集団感染に歯止めが掛からないすさまじい状況が広がっています。これはまさに、アルゼンチンとコロンビアはコロナ感染防止のため開催を見送り、ブラジルが代替地となったと。これでは、開催で開幕直後から選手やスタッフのコロナ感染が発覚、AP通信によると二十一日時点で百四十人と増加をしています。で、主催する南米サッカー連盟は四十八時間ごとの検査や無観客開催の措置を実施しているけれども広がっていると。つまり、もうこれ地元では大会が感染イベントになったとの批判が出ております。
東京オリンピック・パラリンピックをやれば、コロナ感染が拡大するのか、抑制されるのか。誰が考えてもコロナ感染は拡大をします。オリンピックより命が大事、コロナ感染を抑えることこそ大事だと思います。
大臣、オリンピック、パラリンピックやって、誰が考えてもコロナ感染拡大すると思いますが、いかがですか。

○国務大臣(田村憲久君) 今も、プロ野球それからJリーグ等々やっておられます。その中で感染を拡大しないような対応、もちろんスポーツイベント等々、入場制限も踏まえてやっていただいているわけであって、それを基に、大規模なクラスターが発生したこの欧州のような事例というものは日本では余り見付かっていないという状況だというふうに思います。ですから、そこはしっかりと感染も防止しながら対応いただくということが重要だと思います。
もちろん、これ、今実は分科会やっておりまして、私も朝九時に御挨拶だけしてこちらの方に、国会に出させていただいているんですが、今日、多分、御判断いただければ、東京に対して緊急事態措置というような形が、答申をいただいて、最終的に夕刻に政府で決定するという形になるのかも、まあ多分そうなるんだと思うんですけれども、こういう形でありますので、その下において、オリンピック、特に東京で行われる競技、これがどういうような対応になるかというのは、これから組織委員会、IOC、東京都等々でお話しをいただいて、どのような観戦客の状況になるのかというのはそこで御判断を、感染を防ぐという観点から、感染というのはコロナの感染を防ぐという観点からしっかりと御議論をいただきたいというふうに思いますが、我々は以前から、オリンピック、御自宅で楽しんでいただくような、そういうオリンピックにしていただきたいというお話をしております。
オリンピックがあれば、当然、夜の競技も非常に多いものでありますから、夜間も御自宅でテレビを見ていただく、家族とともにということになろうと思います。そこから外に出ていただかないということが大事でありますし、スポーツを観戦するような、お酒の飲めるようなそういうようなお店もありますが、多分今日の議論の中で、お店を出す、あっ、お酒を出すお店に関しては、それはお店を開いていただかないというような方向になると思います。
とにかく、オリンピック等、まあオリンピックだけじゃないんですが、スポーツ等々でそれを楽しんで外でお酒を飲んで、そしてリスクの高い行動をしていただくということをどう止めていくかということが、これは非常に今般のこの緊急事態宣言の中においても大きな、これはオリンピックだけじゃありません、要するに、他のスポーツもありますから、そういうものも含めて今なかなか守られていない。つまり、八時以降でもお店を開いているところは結構あってお酒を出されているということがございますから、実効性のある対応が必要ということで、協力金等々がなかなか来ないという中で、非常に厳しい中でお店を開いていただいているということもありますので、今般提案させていただいている中には、先にお金をお渡しをさせていただいてというようなことも考えさせていただいておりますので、今まで手続上非常に時間が掛かるというものに対しても一定の対応をさせていただきながら、何とか制度にのっとった中においての対応をお店側にも御協力をいただき、そして国民の皆様方にも、是非ともコロナ感染症が拡大しないような、リスクの高い行動を避けていただくような、そんなことを我々政府としても国民の皆様方にお願いをしていく、こういう形の中においてこの拡大というものを防いでまいりたいというふうに考えております。

○福島みずほ君 誰が考えても、オリンピック、パラリンピックをやればコロナ感染、拡大をします。
今大臣はプロ野球とJリーグのことをおっしゃったけれども、今度の、というかオリンピック、パラリンピックは民族大移動です。民族大移動するわけです。緊急事態宣言を出して、緊急事態宣言を出して国民には自粛、大自粛といって、民族大移動を大奨励するのは全く論理矛盾じゃないですか。国民には自粛、そして民族大移動ですよ。国民も移動するし、それから、外国からもたくさんの人が来て、また、オリンピック、パラリンピックを契機に本国に帰っていく。
百五十ある国のうちデルタ株が出ているのは八十か国やに聞いています。でも、日本でデルタ株が蔓延している中に選手や関係者、いろんな人たちが来れば、デルタ株が世界中に、東京株が世界中に蔓延していく、東京発パンデミックが世界中に起きる可能性がある。なぜ、ナイアガラの滝にみんなで落ちていくようなことを選択するのか。誰がこの感染の拡大の被告席に座るんでしょうか。IOC、JOC、菅総理、田村大臣、西村大臣、誰が座るんですか、東京都ですか、誰が座るんですか。感染が拡大したときに誰が責任取るのか、責任取れないじゃないですか。
で、国内の移動もさることながら、先ほどからもありますが、ルールブック、バブルは守られていない。さっき言った南米のサッカーのことですが、これは無観客でやっているんです。そして、バブルを取っていると言っているけれども、感染が拡大をしている。バブルに穴がある、バブルにはいっぱい穴があるという指摘があります。羽田空港や、羽田空港などできちっとロビーで分離するというふうになっていないというそういう指摘がありました。
それから、ルールブックの中で、プレーブックですね、失礼、バブル方式を採用するというが、プレーブックによると、選手団を除く入団後十四日間以内でも条件付でレストランの個室などを利用でき、五万人が該当すると。レストランの個室ならオーケーだし、それからコンビニにも行くことができると。バブル方式、全然守られていないし、ここで人々とも交流しますし、感染拡大を招くというふうに思っております。
それで、今日一つ、学校連携観戦プログラムについて改めてお聞きをします。これは、コロナの前の計画です。子供たちを集団で観戦に連れていくという学校連携観戦プログラムです。
東京都下は昨日で四十市区町村がキャンセル、埼玉は三十八のうち二十八がキャンセル、千葉は五十四のうち二十七がキャンセル、神奈川は二十五のうち十六がキャンセル、埼玉、千葉、神奈川は七月四日の数字です。
でもどうですか。子供たち学校に集めて、そして、それで公共交通機関を使い何度も乗換えをして物すごい数連れていく。バスは駄目なんですよね、公共交通機関使えと。で、最寄り駅の一つ前で降ろして何十分か歩かせる、炎天下。そして、所持品検査をし、これ一時間ぐらい掛かるんじゃないか、座席に着くまでも一時間ぐらい掛かるかもしれない。往復で四時間掛かるという自治体もあります。小中学校の子供たち、これ大丈夫ですか。登校日にしてこれ大丈夫ですか。
一つお聞きします。無観客観戦にして、このオリンピック、パラリンピック関係者はこれに該当しない。先ほども田島委員からありました。あり得ないと思います。何で無観客なのに何万人というオリンピック関係者が観戦するんですか。理由がないですよ。そして、この学校連携観戦プログラム、先生が引率しているから大丈夫で、この無観客の観戦の例外と言われていますが、あり得ないと思います。
今日、スポーツ庁に来ていただいています。これ、やめるべきじゃないですか。やめるべきじゃないですか、いかがですか。

○政府参考人(豊岡宏規君) お答えを申し上げます。
各自治体、各学校におきまして、学校連携観戦を実施することとなった場合には、子供の安全を守ることを第一といたしまして、新型コロナウイルス感染症対策を徹底いただくことが極めて重要であると考えておりまして、文部科学省といたしましては、適切な感染症対策を十分に講じることについて各学校設置者に通知をすることを予定しております。
具体的に申し上げますと、出発前には感染症対策に対する事前指導を行うこと、公共交通機関を利用する際にはマスクを着用し会話を控えること、競技会場では大声による声援等を控えること、これらの取組のほかに組織委員会の作成したチケットホルダー向けのガイドラインを遵守することについて通知を行うことを予定しております。
各自治体、各学校におきましては、これらの感染症対策について徹底をいただきたいと考えております。

○福島みずほ君 オリンピック、中止すべきです。だから、この学校連携観戦プログラムも中止すべきですが、一万歩譲って、これこそ中止をすべきだというふうに思っています。
キャンセルしている自治体もある。でも、行かされる子供たちがいる。往復に何時間も掛かるんですよ。これ、緊急事態宣言下で、ステイホーム、自粛と言っている中で、子供たち、公共交通機関に何時間も乗せて集団行動ですよ。競技場に連れていく。点呼をして、時間も掛かりますよ、所持品検査で。子供たち、一年半公共交通機関乗っていない子もいると思いますよ。どうなんですか、スポーツ庁。
これは、お聞きします。無観客になった場合、子供たちはこの例外というのはあり得ないと思いますが、どうですか。

○政府参考人(豊岡宏規君) お答え申し上げます。
学校連携観戦における競技会場への移動につきましては、組織委員会より原則として公共交通機関を利用することが示されていると承知しております。この点を踏まえまして、東京都の教育委員会におきましては、競技会場への移動に当たりましてマスク着用等についてまとめた鉄道連絡会作成のガイドラインの遵守をするとともに、組織委員会が作成したチケットホルダー向けガイドラインを踏まえた対策を講じていくと聞いております。
また、文部科学省といたしましても、先ほど御答弁申し上げましたが、適切な感染症対策を十分に講じることについて各学校設置者に通知することを予定しておりまして、その中で、競技会場等の往復の移動時における留意点もお示しすることとしております。

○福島みずほ君 緊急事態宣言下で、ステイホーム、自粛と言っていて、何で公共交通機関で何時間も子供たち移動させるんですか。しかも、集団ですよ。大臣の地元の八王子もキャンセルしています。昨日の時点で四十の自治体が東京都下でもキャンセルしています。
じゃ、というか、質問に答えていただいていません。子供たち、マスクするから大丈夫と言うけれど、無観客でやって、無観客でやって、何で子供たちだけ動員するんですか。これは何でオーケーなんですか。

○政府参考人(豊岡宏規君) お答えを申し上げます。
仮に無観客で競技が開催されるという場合につきましては、本年六月八日の参議院文教科学委員会におきまして、文部科学大臣より、仮に無観客で開催するということになったら児童生徒のみ連れていくことは考えられない旨の答弁をいたしております。

○福島みずほ君 緊急事態宣言下だったらどうなんですか、でも連れていくんですか。

○政府参考人(豊岡宏規君) 観客、オリンピック、パラリンピックの観客の在り方につきましては、先般の五者協議におきまして、七月十二日以降、緊急事態宣言又はまん延防止等重点措置が発動された場合の観客の取扱いについては、無観客も含め当該措置が発動されたときの措置内容を踏まえた対応を基本とするということで合意がなされておりまして、この合意を踏まえて今後等の取扱いについて関係者間で適切に決定がされるものと考えております。

○福島みずほ君 無観客になれば子供たちは行かなくても済む。でも、緊急事態宣言下までやって、公共交通機関に何百人という、まあもしかしたら、世田谷など五万人ですからね、子供たちを、あっ、世田谷もキャンセルをして中止にしましたけれども、五万人ですよ、対象になっていた子供は、元々。あり得ないですよ。
緊急事態宣言下、私は、オリンピック、パラリンピック、やめるべきだし、何はともあれ、このプログラムをやめるべきだと思っておりますが、でも、緊急事態宣言が発令されたら、このプログラム、中止するということでよろしいですか。やるんですか。

○政府参考人(豊岡宏規君) その学校連携観戦の取扱いにつきましては、組織委員会、そしてそれに参加を検討されている自治体の方で御検討されていることではございますけれども、文部科学省といたしましては、仮定の話でございますが、仮に無観客で開催するということになったらば児童生徒のみ連れていくことは考えられないという文部科学大臣が答弁をされておりますので、そういった文部科学省としての見解につきましては関係者にお伝えしていきたいと思っております。

○福島みずほ君 いや、緊急事態宣言下でも連れていくんですかということはどうですか。

○政府参考人(豊岡宏規君) 観客の在り方自体について、今後、先ほど申し上げました五者協議の合意を踏まえて関係者間で適切に決定がなされるものというふうに思っております。

○福島みずほ君 文科省、子供たち、守らないんですか。何で緊急事態宣言下で子供たちを集団動員するんですか。誰が責任取るんですか。最寄り駅の一つ前で降ろして歩かせて、熱中症になって、どうするんですか。小学校、中学校の子供たちですよ。これ、緊急事態宣言下になって、もうやめるべき、スポーツ庁、その判断してくださいよ。これ、子供……(発言する者あり)はい、お願いします。

○政府参考人(豊岡宏規君) 緊急事態宣言になるのかどうか、また、そういった状況の変化を踏まえて、どのような観客の取扱いを行うのかということを踏まえて、今後決定がなされると思っておりますが、文科省といたしましては、先ほど申し上げたような考えでございますので、このような見解について関係者に適切にお伝えをしていきたいと思っております。

○福島みずほ君 いや、無観客の場合は連れていかない。そして緊急事態宣言下においては、もう本当にやめるべきですよ。私はオリンピックやめるべきだと思っていますが、子供たち、大人よりもやっぱり守るべきじゃないですか。これ、登校日にして、みんな集団で連れていくんですよ。子供、欠席したくないと思うじゃないですか。
だから、もしこれで子供が熱中症やコロナにかかったら、誰が被告席に座るんですか。スポーツ庁ですか。菅さんですか。大臣ですか、あっ、大臣か、都ですか。自治体ですか。教育委員会ですか。学校ですか。引率の先生ですか。誰を訴えたらいいんですか。

○政府参考人(豊岡宏規君) 御答弁申し上げているとおりでございますが、スポーツ庁といたしまして、子供の安全を第一に考えていくということは、先ほど申し上げたとおりでございます。
そのような中で、今後の状況に対応いたしまして、適切な指導をしていきたいと思っております。

○福島みずほ君 適切な指導ですが、みんな必死で止めているんですよ、各自治体、実は。一生懸命、教育委員会も。板橋区の教育委員会は子供の命が最善であると言っていますよ。それをやってくださいよ。もう今日にでもこんな、中止しますと言ってくださいよ。緊急事態宣言下でこんなのやるのはおかしいですよ。もう振り回すのはいいかげんにしてほしいというふうに思います。
バブルが……

○委員長(小川克巳君) 時間が参っております。

○福島みずほ君 はい。
バブルがもう穴が空いていると。オリンピック関係者は二週間内でもレストラン、個室に行けるというようなことなど、極めて問題です。
オリンピックやることでコロナ感染が拡大することは火を見るよりも明らかであり、中止すべきだということを強く申し上げ、質問を終わります。

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