ACTIVITY BLOG活動ブログ

年末のごあいさつ | 福島みずほ公式サイト(社民党 参議院議員 比例区)

2023年も本当にお世話になりました。

国会は今大揺れで、パーティー券と裏金問題で徹底的に追求が必要な場面となっています。そしてその陰で、2024年度の予算案は、防衛予算が7兆9000億円で過去最高が計上され、殺傷能力のある武器を海外に輸出することを閣議決定するなど軍拡、憲法破壊が進行しています。

安倍総理の政治を、森友・加計学園・桜を見る会、検察庁法改悪法法案など私物化された政治と批判をしてきましたが、まさにその私物化された中身がさらにさらに明らかになってきています。
自民党は経団連から24億円年間政治献金を受けながら、企業団体からパーティー券を多額に購入してもらい、しかもそれを裏金として還流し、政治に使うなど徹底して私物化された政治をやってきました。自民党の、自民党による、自民党のための政治。大企業の、大企業による、大企業のための政治。

輸出大企業にとっては、消費税分が輸出戻し税として、国内の税務署から還付してもらえるために、消費税がいくら上がっても痛くも痒くもありません。だからこそ、経団連会長は国民は消費税増税から逃げてはいけないなどと言えるわけです。

法人税は下げ続け、消費税は10%、インフレ、円安、物価高、実質賃金は上がらない、年金も厳しい、そんな中で多くの人々が生活に困窮をしています。

まさに政治が作った格差拡大と貧困の問題です。

今年の通常国会で、防衛財源確保法と軍需産業強化法が成立をしました。軍需産業強化法は、海外からの要請で、武器の仕様を変更した場合、国が補助金を出し、経営的に困難な軍需工場を国有化できると言うとんでもない中身です。国内の軍事産業をとことん応援をしていく、経営的に困難な軍需工場を国有化することではなくて、経営的に困難な過疎地の公立病院をこそ、応援をすべきではないでしょうか。「公益性」をどう考えるかが間違っています。

原発推進法を成立させ、斜陽産業たる原発と軍需産業を応援をしていく今の政治を変えたい、そう思っています。

国民の生活と全く関係ないところで、行われる自民党の、自民党による、自民党のための大企業のための政治を変えていこうではありませんか。

国民からは隅々からお金をかき集め、自分たちに多額の献金をする大企業のためだけに政治を行うのであれば、国民の生活の困窮は止まりません。
アメリカから武器を爆買いし、国内の軍事産業をとことん応援し、死の商人国家となれば、世界のどこかで戦争が起きることを望む国に日本はなってしまうのではないでしょうか。

2024年は、まさに戦争をしようとする勢力と戦争を止めたい勢力との戦いです。
憲法を踏みにじり、憲法を変えようとする勢力と憲法を活かしていこうとする勢力の戦いです。

命を大事にする政治、安心して生きられる社会をたくさんの人と作っていきたい、そう思っています。多くの人たちは、憲法が生かされる、安心できる平和の社会を望んでいると信じて1人でも多くの人と各地で手をつなぎ、社会を変えていきます。

地べたからの民主主義。
あなたの足元が、私の足元が現場です。
それぞれの現場でがんばり変えていく、そのことに楽しくかけていきたいと思っています。
隣りの人と話をすることから始めていきませんか。

全世界の国民がひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有すると言う日本国憲法前文を実現できるよう明るく元気に頑張っていきたいと思います。

2023年は大変お世話になりました。
2024年もよろしくお願いいたします。

福島みずほ

MENU