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予算委員会 平成22年03月05日

174-参-予算委員会-6号 平成22年03月05日

○加納時男君 どうぞ、これからの議論として是非考えていただきたいと思います。
 最後になりますけれども、原子力についてお伺いをします。
 この環境問題、地球温暖化対策を考えるときに、原子力抜きで考えられるのは難しいんじゃないかという議論が実は昨日もこの場でございました。しっかり、私は二列目なんで全部メモを取って伺いました。
 この原子力に取り組む姿勢ですけれども、地球温暖化、エネルギーの安全保障、雇用対策、いろんな面でオバマも重要だと言っておりますけれども、総理のお考えを一言でお願いします。

○内閣総理大臣(鳩山由紀夫君) 私の方からまずお答えをいたしますが、加納委員も当然推進をされるべきだと理解をされていると思いますが、私どもも原子力というのはいわゆるCO2の問題に関しては優等生だと、そのように理解をしております。したがいまして、日本のみならず世界に向けて日本の原子力産業というか、原子力の技術というものを売り込むことも重要ではないかと、そのようにも思っております。
 もとより、安全性ということに関しては極めて大きな、これはもし何か起きたらということがありますから、その意味におきましてはやはり安全性は万全を期さなきゃならないということでございます。その条件の下で原子力政策というものは推進をさせていくべきものだと、そのように考えています。

○加納時男君 それでは、手も挙がったようでございましたので、これについて経済産業大臣、それから私の方の希望で環境大臣にもお伺いします。それが終わった後、今日、福島大臣にも私の追加の希望で出ていただいて、本当にありがとうございました。よくぞ出てくださったと思います。せっかくおいでくださったんで、この内閣の一員としての福島大臣にも是非伺いたいと思います。
 じゃ、その順番で是非お願いします。

○国務大臣(直嶋正行君) もう今総理からお答えいただきましたのでそれに尽きていると思いますが、私ども、エネルギーの安定供給、それから今のCO2対策を考えますと、それを実現していく上で原子力発電は不可欠だというふうに思っております。先ほどございましたように、安全を第一とし、また国民の理解と信頼を得ながらということでございますが、原子力発電を推進してまいりたい。特に、私の場合は担当大臣として責任を持ってそれに取り組んでまいりたいというふうに思っております。
 さらに、具体的にもう少し申し上げますと、現在の発電所の稼働効率が非常に悪うございます。したがって、一つは、既存の原発でいえば設備利用率を向上させる。それに加えて、新増設の円滑化といったことに具体的には取り組んでまいりたいというふうに思っております。

○国務大臣(小沢鋭仁君) 私も、この問題に関しまして、原子力は必要だと、こういう認識に立っております。さらにはまた、直嶋大臣が御指摘があった稼働率の問題でありますが、現行の稼働率を六〇%程度に上げていただくだけでCO2の削減は五%削減できると、こういう試算もあるわけでありまして、是非そうしていただきたいし、さらには、一番高かったときが八四%だったでしょうか。そういった水準までもちろん安全性を十分確保した上でやっていただければ相当CO2の削減には寄与ができるということでございまして、期待をしてございます。

○国務大臣(福島みずほ君) 三党合意の中で、「低炭素社会構築を国家戦略に組み込み、地球温暖化対策の基本法の速やかな制定を図る。」、また、「新エネルギーの開発・普及、省エネルギー推進等に、幅広い国民参加のもとで積極的に取り組む。」など、三党合意の中で地球温暖化対策の推進ということを盛り込んでおります。
 私は国会議員になって十二年目ですが、加藤修一公明党の議員や多くの皆さんたちと自然エネルギー促進議員連盟をやってきました。私は、この十年間、日本がもっと再生可能エネルギーの雇用開発をきちっと仕組みをドイツのようにつくってやっていれば、日本は世界に冠たる再生可能エネルギーの雇用とビジネス大国になったというふうに確信をしております。私たちの電気料金はエネルギー特別会計となっており、原子力発電所の立地と推進に使われてきました。私は、そのお金の少しでも、例えば再生可能エネルギーの固定価格買取り制度などやっていれば日本は違ったと思います。
 先ほどから議論を聞いておりますと、地球温暖化防止を、何か基本法を作ることが産業への打撃のような議論をおっしゃっていますが、私たちが思っているのは、もし、済みません、間違っていたら。そうではなく、私たちはこのことでむしろ雇用も産業もつくりたいと思っています。日本の風力発電はデンマーク製も多いですし、また太陽光発電も一位の座を抜かれてしまいました。その意味で、しっかり日本の、私は、これは技術、新エネルギーや再生可能エネルギーは日本の未来をつくっていくと確信をしております。その意味でもエネルギー特別会計の使い道は変えるべきだと思いますし、その立場でこの内閣の中でやってまいります。

○加納時男君 せっかく出てきていただいたんで、福島さんに聞きます。
 私が聞いたのは原子力についてのポジショニングを聞いたので、再生可能エネルギーとか省エネをやりますと、これはまあ結構です、私も賛成です。原子力について、あなたは内閣の一員としてどうお考えですかということを聞いています。
 併せて聞きます。今デンマークとおっしゃったけれども、デンマーク、何かとてもいいように聞こえますけれども、デンマークで一番電気を起こしているのは何ですか。風力ですか、太陽ですか、何ですか、伺います。
 もう一つ、あなたは再生可能エネルギーが大好きだとか、私も好きです。好きですというのは、再生可能エネルギーが好きです。それで、聞きたいのは、グリーン電力基金に入っていますか。
 以上です、質問は。

○国務大臣(福島みずほ君) グリーンエネルギー基金については存じ上げていますし、様々なNGOと連携を取っておりますが、済みません、入ってはおりません。
 それと、もう一つ、これは内閣の一員としてではなく、社民党は脱原子力の政策です。しかし、これは既存のもの、例えば三十年、四十年、五十年耐久年数があるものはもちろんこれは存置をし、その間、再生可能エネルギーや新エネルギーの開発をすべきだと考えています。環境問題あるいは放射性廃棄物の処理、地震大国日本において耐震設計の基準など見直しも必要だと考えております。

○加納時男君 しつこくて済みません。
 ただいま到着しましたのが質問主意書に対する回答です。内閣として原子力を温暖化対策でどう位置付けるかという質問に対して、原子力は、エネルギーの安定供給のみならず、低炭素社会の実現に不可欠であると考えており、安全を第一として、国民の理解と信頼を得ながら、核燃料サイクルを含む原子力の利用を着実に推進していくことが内閣としての一致した方針であるとございます。内閣としての一致した方針であると、福島さんはこれ認めますね。
 これで質問を終わります。

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